わさびでノーベル賞?

わさびでノーベル賞?

この変わったノーベル賞とは、「イグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prize)」といい、「人を笑わせ考えさせた研究」や「まねできない、まねすべきでない業績」に対して贈られる賞だ。この賞、6年連続して日本人が受賞している。NHKテレビ番組の「ニュースの深読み」で紹介していたのでまとめてみた。

 

これまでの受賞をいくつか紹介すると

 

1993年 「著者が976人いる10ページの論文」(文学賞)
1994年 「地獄へ行く人数を算出した統計解析法」(数学賞)
1999年 「浮気発見スプレーの開発」(化学賞)
2000年 「口頭による銃声を訓練に採用した海軍」(平和賞)
2006年 「黒板をひっかく音がなぜ嫌なのか研究」(音響学賞)
2011年 「わさび火災警報器」(化学賞)
※昨年受賞した「わさび警報装置」は、火災発生時にわさびのにおいがする気体を噴射し、眠っている人を起こす仕組み。

 

何でこんなものが受賞するのか、頭をかしげるものもあるが、どれも皆凄い研究なのだろう。

 

今年の受賞者は、産業技術総合研究所の栗原一貴研究員(34)と、科学技術振興機構の塚田浩二研究員(35)の2人が「音響学賞」に選ばれた。

 

SpeechJammer:聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム
https://sites.google.com/site/qurihara/home/speechjammer

 

産総研 - トピックス - 2012年 イグノーベル賞を受賞
http://www.aist.go.jp/aist_j/topics/to2012/to20120921/to20120921.html

 

■イグ・ノーベル公式サイト

 

 

 

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スピーチジャマーとは

開発したのは、「スピーチジャマー(Speech Jammer)」といって、おしゃべりな人を黙らす装置。

 

装置の仕組みは、話している人の声をマイクが拾って、0.2秒遅らせて話している人に向かって発声させる。すると、どんなおしゃべりな人でも自分の声でスピーチが妨害されて、しゃべりを続けることが出来なくなってしまう。

 

番組では、実際にアナウンサーに実験してもらったが、本当に喋ることが出来なくなって、脱帽していた。

 

このスピーチジャマーの受賞理由は、「おしゃべりな人をどう黙らせるかという人類の根源的な欲求にこたえようとした」からだという。

 

このイグ・ノーベル賞を受賞したものには、犬語を話せる「バウリンガル」「たまごっち」(1997年の経済学賞)、「カラオケ」(2004年平和賞)も受賞している。

 

イグ・ノーベル賞創設者 マーク・エイブラハムズは、何故日本人の受賞者が多いとの質問で、以下のように答えた。

 

『ほとんどの国では風変りな人が変わったアイデアを発表すると冷遇される、しかし日本の人々は風変りな人たちを誇りに思う。その根底には、従来のものと異なるアイデアを思いつく人たちを尊重する傾向がある』

 

日本人は、ちょっと違う人種なのだろうか?

 

これも、イグ・ノーベル賞を受賞したもの「たまごっち」

 

 

 

 

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